TAX de PAZZLE、2021年8月号の解答です。
ある法則によって数字が並んでいます。「?」に入る数字はいくつでしょう?
4→4→6
6→8→12
8→?→12
12→20→30
20→12→30
《HINT》一番左の数字に注目。全部で5種類で「4,6,8,12,20」といえば・・・?
ノーヒントではちょっと難しい問題でした。全部で5種類で「4,6,8,12,20」といえば・・・というヒントですが、これでも文系の方はピンと来ないかもしれません。理系の方なら、あぁあれか、となったかもしれませんね。
実はこれ、正多面体の面の数を表しているのです。すべての面が同じ形で構成されている正多面体は、正四面体、正六面体(いわゆる立方体)、正八面体、正十二面体、正二十面体の5種類しか存在しません。そこに気づけるかどうかが重要なポイントとなる問題でした。
それぞれの一番左側の数字が正多面体の面の数を表していることが分かれば、矢印の先はもう考えれば簡単です。一番イメージしやすい正六面体(立方体)で考えてみましょう。立方体で、8つのものは?12個のものは?と考えれば答えはすぐに出ます。これらの数字は、正多面体における「面の数→頂点の数→辺の数」を表していたのです。
というわけで、「?」には、正八面体の頂点の数が入ります。
したがって、答えは「6」でした!